清心丸
中国漢方には「心は神を蔵す」という言い方が
あって、心を精神神経系の中枢ととらえている。
もしも心に異常が起きると、不眠、不安感、動悸、
健忘などの症状が現れ、ひどい場合には意識障
害なども出てくる。
この心に不調をもたらす原因の一つに痰(病理的
な水分)がある。痰が心の働きを阻害すると、頑
固な不眠、うつ状態、独り言、無表情、突然泣き
出す、手足のしびれ、震え、痰が多い、よだれを
たらすなどの、「痰証」特有の症状を現すようになる。
清心丸は病理産物である「熱、痰」の治療には欠
かせないものとして有名である。

